一路~熊野古道

kinokuni

2009年12月01日 16:38

師走の狭まった1日の午後、ぶらりと「藤白坂」古道散策に出かけた。
8年前の足かけ2年余で、奈良及び和歌山と三重の大峰奥駆けと熊野古道を歩破以後御無沙汰ぎみでしたので、来季には再度古道散策にと目論んでの奔り散歩であった。


只、京都・大阪よりの熊野参詣への道程を果たせない苛立ちしてはいるけども、何せ~市街化の道のりでは気さくな旅路には少々怪訝さが先立つ思いが遮るのです。





<海南・藤白王子> 古の平安王朝期の浮雲模索と権力の闘争の走りさなかでの悲運な再起を遂げた 「有間皇子」祀られた神社前を通うり藤白坂古道へと上がり行きと、
 有間皇子墓碑地内に古道石碑がある。




哀愁漂う墓畔歌を唱えると古の無念さで胸がつまります。


しばし民家の舗装道を上ると





古道山手路の上がり口があり、  海南・和歌山市街地の見晴台地点が~





快晴の日和・・・・淡路・六甲山系が見渡せます。


更に山手路を上がり孟宗竹林を登ると  





筆捨松の硯鉢を型の大石が炉端にある。

藤白神社よりここまでの距離約1.2km程、やや急坂での汗を拭う小休憩場である。

これより小山の山上の地蔵寺端の「塔下王子」までは300m余の道のりでも急坂を登る。


 





地蔵峰寺


ここまで藤白王子から1.7km余の道のりでも、急坂での汗を拭い払うのに境内でのしこたまの癒し休息には程よい地蔵寺である。熊野古道への道のりは数100km以上もあり、山野を駆けての参詣道は遠来です。
今日の散歩路はここまでで、地蔵寺の裏山~山河を隔てた下界の展望を伺いつつ休憩後に下山でした。





さて~来季の古道参詣は如何ほどの日和をつやすやら・・・・難解の奥駆け路~余暇の模索に合わせて遂げたい道程課題ですね。





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